黒井千次:「高く手を振る日」
自分の姿に重ね合わさるような年齢と境遇の主人公。人生の先を見つめながらも清秋を共にした告別式で同窓の女性と出会い、そしてまたそれぞれのレールを歩き始める様子を描いて、しみじみとした情感を伝えてくれた。一寸この人の本を少し続けて読んでみようかな?と思わせてくれた。タイトルが老境に達したものの矜持をも伺わせるようで好感が持てた。
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コメント (0)久し振りに宮部ワールドに戻ってきました。暑い夏の眠りに就く前や電車の中で読みました。鰹、白魚、鮭、柿、桜などの江戸の四季の初物を絡ませた本所深川の岡っ引き茂七の活躍。気になる存在の稲荷寿司屋の正体が気になるが、このシリーズは六つの小編で中断のままらしい。その後が待たれる。
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コメント (0)5人の凡人と名づけた人たちの生き方で綴る世の中、ということでしょうが、この5人の凡人たちは自分が考える凡人とは趣が違う。ここから何を感じたか!・・・・?
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コメント (0)最近、疲れを癒したいと思ったとき手にするのが浅田次郎。
江戸末期の時代を言い伝えで聞いたお先祖様の話。ある事ないこと虚実織り混ぜて時代物のショートショート。
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コメント (0)夏が来た。まだ蒸し暑いが梅雨前線が北に上がっていって、南の高気圧の世界が始まった。気象庁は梅雨明け宣言していないが、自分の感覚では夏が来たようだ。
毎朝、午前3時ごろになると目が覚める。加齢のせいか?とも思うが、どちらかといえば「サッカーW杯観戦の習慣化」と解釈したい。予選リーグのときは、さすがに日本戦だけに止めていたが、決勝リーグに入ってからは放映されたものは大体、リアルタイムで観戦した。そうできなかったものでも、新聞やニュースを見る前の6時ごろからビデオで観戦してから新聞やTVを見るようにして熱戦を堪能した。決勝リーグに入ってすべての試合がトーナメント方式の1本勝負なだけに、対戦チームが本気になって戦うのだから面白くないわけがない。
それにしてもスペインサッカーの流麗さは見事だった。ドイツやオランダといったゲルマン的なパワーサッカーを技術でかわし、パスとドリブルを織り交ぜたテンポの速いサッカーは日本の理想ではなかったか?岡田ジャパンが最後に捨てた形を「こんなサッカーをしたかったんでしょう?日本は。」と問い掛けたようなものだった。 審判の問題、ルールの問題については、前回触れたのでここでは繰り返さない。
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コメント (0)参議院議員の選挙が終わり新しい議員が選出された。
民主党の惨敗となったのは単に消費税論が突然争点になったからだけではなかったと思う。それもあろうが、それと同じようなことがこれまで10ヶ月の鳩山政権の「八っ場ダム問題」や「普天間問題」などで示した展望なき「マニフェスト」至上主義に基づく拙速ぶり・・・一貫した拙い問題解決(政権担当)能力への「ノー」だろう。 二院制が意外なところで政治の暴走をチェックするという効力を発揮してくれるかもしれない。
もう1点。1人区で自民党の圧勝(去年の衆議院では民主党が圧勝したのだが)には、以前から毎回選挙が終わるたびに繰り返される「1票の重みの格差」問題もある。過疎地域の声が都市住民の声より5倍大きいことだ。地方優先(弱者優先)の仕掛けが選挙制度の中に埋め込まれている。1人区に支持される政策をマニフェストの上位に置かないと負ける基本構造が埋め込まれているのではないだろうか?
今回の結果について自分はそれほど悲観的にはなっていない。日本の政治メカニズム、衆議院はショートタームの、参議院はミドルタームのジャッジをしてくれる仕組みはそう悪い仕組みではないかもしれない。参議院が良識を発揮して国益を重視した行動をとってくれればの話だが。
しかし考えてみると参議院議員の任期「6年」はなんとも長い。今どき、6年ものロングタームで物事をある人(党)に付託できるはずが無いではないか!
そういえば、今年のサッカーW杯でも「審判」の問題は大きな話題になった。国民にしろ、審判にしろ完璧ということはありえない。そしてもう1つ、ルールにまずい点があれば即改める必要があると思う。サッカーでは「おそらく、明らかなインゴールの球に対する反則はみなしゴールとする」べきだし、そのためにも「ゴールかどうかの判定だけにはビデオ判定を導入すべき」だと思う。選挙制度についても、「1票の重みの違いの解消」、「議員定数の削減」、「衆参議院議員任期の短縮」の3つは是非、改善してもらいたい。
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コメント (0)昨日聴いた小話。
あの人のことを
日本人は「はと」だという。
中国人は「カモ」だといった。
アメリカ人は「チキン」だろうといった。
イギリス人はいや「あほうどり」ではないか、といった。
でも、どうやら「サギ」らしい・・・・。
今日は参議院選挙。この10ヶ月の民主党政権に対する初の評価が下る。良い評価が下るわけがない。かといって自民党に帰る気にはさらさらならない。みんなの党?所詮、シングル主張のミニ政党・・・国民新党よりはましかな?2院制の悪い点、良い点色々ありそうだが、今回は良い方に転ぶ事を期待したい。いづれにしてもそんなに急に物事が好転するわけではない。しっかりした議論の上にたってじっくりと物事を進めていく辛抱強さが必要だ。今、日本人は請求に結果を求める子供状態にあるように思える。
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コメント (0)久し振りに川上弘美に戻ってきた。時計を今から10年ほども前に戻したかのような懐かしい時代の香りを漂わせる雰囲気が妙に安心感を誘う。名作「先生のかばん」にどこか似た読後感。先生が同年代の「タケオ」に替わっただけ?
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コメント (0)全くの歴史小説娯楽版。琉球という独立国が日本に併合されていくまでの流れを類まれな美女にして博覧強記の主人公が宦官に成りすまして琉球王朝の科挙として活躍する。沖縄の成り立ちや歴史を知らず、いった事もない自分にとってはこの本を通して琉球の歩みを垣間見、検索を通して琉球の歴史年表を読み、少しだけだが沖縄の人が今日も抱いているかもしれない被征服者としての被害者意識や反発心を理解する事ができた。奇すくも、2009年は鹿児島藩が琉球を制圧してから丁度、230年という節目の年でもあった。普天間基地問題がこじれ、普天間も「ノー」という沖縄県民の叫びの底流にも重いわ馳せる必要がありそうだ。
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コメント (0)女子大生と落語家円柴シリーズの最終編。私も遂に女子大文学部を卒業し、OLになって数年。いっぱしの編集者になり、前から身辺に現れた恋人と次の段階に進んでいきそうな雰囲気の中でお話が進んでいく。この作家の話もこの辺りで自分も卒業だなぁ。
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