天童荒太:「永遠の仔」(上)

1999年に発表され、2000年には早くもテレビ放映されて一躍有名になった小説だったが、この年末に手に取った。前から気にはなっていたのだが児童虐待を扱っているという情報と長編なのを知っていたので敬遠してきたのだが。
小学生時代に愛媛にある子供のための精神病棟に入院治療を受けた3人が17年後の川崎で再会する。3人の抱える秘密を引きずって運命的に再開するのは運命に引き寄せられたかのようで新たな事件へと導かれて行ってしまう。優希と梁平と笙一郎この3人がどんな虐待を受けたのか、入院時代の1979年と現在、1997年を行き来しながらベールをはがすように少しずつ明らかになってくるのだが上巻の終わりは優希の家が炎に包まれて終わる。

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